高齢期のからだとこころの変化
☆予備力や適応力が弱まります
原因:年齢とともに、なんらかの負担や刺激を受けたときに正常に戻そうとする働きが弱まります。
特徴:暑さや寒さに弱い・脱水症状を起こしやすい・かぜや肺炎などの呼吸期感染症を引き起こしやすい。
対応:環境の急激な変化はさけます。もし、環境が変わったときは、できるだけ早くなじめるように気を配ります。

☆廃用症候群(はいようしょうこうぐん)が現れやすくなります。
原因:頭やからだを動かさなかったり、使わなかったりすると「廃用症候群」が現れ機能に支障をきたすようになります。
特徴:関節が硬縮する・筋肉や骨が萎縮する・知的な刺激が不足すると無気力や痴呆になることもあります。
対応:意識して廃用症候群を防ぐような働きかけをしましょう。できることは自分でして、からだを動かす手助けをしてもらいましょう。
☆日常生活に必要な機能も失いがちになります
原因:ひとつの病気や障害が二次的、三次的な負担につながりやすくなり、いっそう生活がしくにくくなります。
特徴:難聴のために適切に対応できない・足腰が弱って外出やひとりでの入浴ができない・失禁があ
り、トイレで排尿できないなど
対応:たとえ時間がかかっても自分のペースで他人の手をかりずに生活ができるようにしましょう。
☆自尊心がたかまります
原因:長い時間の蓄積がお年よりに人生を生き抜いてきたという自信と誇りを与えます。
特徴:指図されると抵抗したくなります・自分の考えをまげずに頑固になりやすい・ないがしろにする怒る
対応:介護する側も「これだからお年よりは・・・」などと思わず、年を重ねることの重みを理解しましょう。お年よりの意思を尊重し、自尊心を大切にしましょう。

☆不安が高まります
原因:お年よりの気持ちの奥には、老いていく不安、からだが動かなくなる不安、死を迎える不安などが潜んでいます。
特徴:ひとりになると家族を呼んでしまう・うつ状態になる・不満や悪口が増える・疑い深くなるなど
対応:生活リズムを整え、つらいことがある場合その気持ちなどを家族や信頼できる人に話しましょう。介護する側は、お年よりの不安を思いやり短時間でも一緒にすごし会話やスキンシップを心がけましょう。心が通じ合えば不安も和らぎます。
⇒介護予防ネットトップページへ